合成麻薬MDMAをコーヒー豆の袋にまぜて国際郵便物でドイツから密輸したとして、神奈川県警は26日、ベトナム国籍の技能実習生チャン・ゴック・トアイ容疑者(27)=茨城県大洗町=を麻薬及び向精神薬取締法違反容疑で再逮捕し、発表した。「頼まれて受けとった。中身が何か知らない」と容疑を否認しているという。
薬物銃器対策課によると、同容疑者はMDMA900錠(末端価格約450万円)が入った段ボール1箱を3月13日、航空便で密輸した疑いがある。横浜税関が同16日、検査場でエックス線検査を実施。コーヒー豆に混ぜた錠剤を見つけた。県警は中身をすり替えて運ばせて、4月13日に同町で荷物を受けとった同容疑者を麻薬特例法違反(所持)容疑で現行犯逮捕していた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル